天命を知る

10月からなので、約7か月ぶりのブログ更新です。

みなさま、その後お代わりありませんか。

私にはいろいろなことがありました。またひと周り大きくなった感じです(笑)。

人間には浮き沈みがあり、それを回避するために、神仏に祈願したり、朝夕の占いを見たり、また自己啓発セミナーに通ったりと、自分自身に自信をつけることをされていると思います。「今は運気が弱いときだから…」という言葉もよく聞きますね。

この半年でいろいろな経験をし、私が一番怖いものと感じたもの。それは自分自身でした。

生まれて初めて、パニック障害(のようなもの)になったのです。

とにかく、人に会いたくない。会うと自分の悪口を言われているのではないかと思う。できればそっとしておいて欲しい。自分の存在を消したい。何もしなくても涙がでる。

コロナ禍のマスクは顔の大半を隠してくれます。とてもありがたく、そんなことにも涙が出ました。

一方で、そんな自分の一面があることにかなり驚いている「ワタシ」もいました。「へぇぇぇ、私ってけっこう弱いんだ」

他人事のように自分を見ている「ワタシ」の存在は、それ以降かなり、私の大半を主張するようになりました。「最近、ちょっと変わったよね」と感じられたら、それは多分「ワタシ」のせいだと思います。

一番心が弱っていたときに、私を助けてくれたもの。それは、学生たちへの講義でした。気が進まない中、以前から依頼があった講義に出かけ、学生たちと議論を交わす中で、自分自身を取り戻せた気がします。これをきっかけにパニック障害のようになっていた精神状態は好転し、今はすっかり元通り。たかが1か月くらいの気持ちの沈みでしたが、自分を知るいい機会だったと思います。

「よりよい社会を作るため、切磋琢磨する」

これは私が51歳にして初めて悟った、自分の魂が喜ぶ仕事です。

ということで、私は「ワタシ」と同居し、すっかり元気です。ブログもまた更新していきますね。




電博堂日記

兵庫県姫路市で「まちづくり」を中心に活動するNPO法人姫路コンベンションサポートです。 私たちのミッションは「まちを元気にしたい人を全力でサポートする」日々の活動をお知らせします。

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