NPOも稼ぎます

気が付けば7月も終わり。2020年度(事業年度)は1/3が終わったことになります。

決算が3月末の方は売上を見てため息をついていらっしやる方も多いのではと推察します。4月からのどっぷりのコロナ禍。当方の売上はドーーーーーンと減りました。

聞けば、仲間のNPO法人も存続の危機のところもあるとか。社会の隙間を埋める仕事をしているNPO法人が多いだけに、企業からの寄付や、講演、仕事がなくなると、職員の給与だけでなく家賃や光熱費の払いもままならなくなります。

ボランティアって無償じゃないの?

NPO=ボランティア団体。

ボランティアだから無償で働いていて、コロナのために存続危機ってどういうこと?

よく聞かれる質問です。まずNPOとNPO法人は違います。

NPOは任意団体です。所轄庁(内閣府か活動する都道府県)からの認可を受け法務局に登記をして初めてNPO法人となります。NPO法人になったからと言って、外郭団体のように自動的に公的資金が入ってくるわけではありません。一般企業と同じく「稼ぐ」ことが必要です。


稼ぐ

NPO法人が稼ぐ。それは「非営利活動」に反するのでは? という質問もあります。

「非営利」とは利益を出しても株主(会員)には還元しないということで「非営利」と言うのであって、稼いではいけないということではありません。

この「稼ぐ」がなかなか難しい。この話は何回かに分けてしたいと思います。



電博堂日記

兵庫県姫路市で「まちづくり」を中心に活動するNPO法人姫路コンベンションサポートです。 私たちのミッションは「まちを元気にしたい人を全力でサポートする」日々の活動をお知らせします。

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